安全・安心・快適ガス生活のチェックポイント

供給設備
日頃お使いになるガス機器の安全管理はご自身の手で責任をもって行ってください。

●容器からマイコンメータまでは、供給設備と呼ばれ、この部分はLPガス販売店が責任をもって安全管理します。
●マイコンメータの出口からガス機器まで(メータのない場合は容器からガス機器まで)は消費設備と呼ばれ、法律上の管理責任はお客様に有ります。
安心・安全のための点検・調査にご協力ください。
皆様の安心・安全のため、保安機関としての認定を受けたLPガス販売店又は販売店から依頼を受けた保安機関が、液化石油ガス法にもとづき、次のような点検・調査を行います。ご協力をお願いいたします。
容器交換のつど
LPガス容器・調整器・容器バルブ・ガス供給設備などの哀歓点検
1年に1回以上
地下室等の配管からのガス漏れ調査など
4年に1回以上
調整器の機能点検、配管のガス漏れ調査、ガス機器や吸排気設備等の調査など、ガス設備全般についての点検・調査
※点検・調査の結果、改善を指摘された設備については、改善や機器の交換などにご協力ください。
ガス栓
元栓・器具栓は完全に閉めましょう。
- おやすみ前やお出かけになるときは元栓、器具栓をもう一度確かめましょう。
- 使っていない元栓には、必ずゴムキャップを付けてください。長期間ご不在になる場合は、LPガス販売店にご連絡ください。

ガス器具
点検・消火は必ず目で確かめて下さい。
- ガス器具の近くに、燃えやすいものは置かないでください。
- 風や煮こぼれで火が消えたり、天ぷらを揚げるときに、鍋の中の油に火が付くことが有ります。その場を離れないようにしてください。
- マッチ棒等にて点火する場合には、点火後器具栓を開いてください。

ガスコンロなどの目詰まりは、不完全燃焼の原因となります。ときどき器具ブラシなどで掃除をしてください。
ガス機器のお手入れなどで、ねじなどを取り外す必要がある機器(瞬間湯沸かし器等)は、ご自身でお手入れせずに、必ずLPガス販売店へご連絡ください。
いつも青い炎で使いましょう。
LPガスをお使いの時は、炎は必ず「青い炎」でお使いください。赤っぽい炎は不完全燃焼をしている炎です。

ゴム管はときどき点検し、早めに交換しましょう。
ゴム管は、ガス栓の赤い線の所まで差し込んで、ホースバンドでしっかりと止めて下さい。ゴム管は長くしたり、物かげを通したり、折り曲げたりしないでください。

ゴム管はときどき点検し、2~3年を目安に取り換えましょう。ひび割れや硬くなったもの、またゴム管自体が白っぽくなったものは、必ず交換してください。

三又は危険なので絶対に使用しないでください。

換気
換気には「給気」と「排気」が必要です。
ガス機器を使うときは、窓を開けるなどして必ず換気!

室内でガス機器を使用する時は、換気扇を回したり、ときどき窓を開けて十分に換気をしてください。

- 小型湯沸器をお風呂に使ったり、シャワーとして使用することは絶対におやめください。
- 排気のフィンがほこりなどで目詰まりしていないか確認してください。
室内でガスストーブ、ガスファンヒーターを使用する時は、必ず30分に1回1分間程度、窓を開けて換気をし、長時間使用しないでください。

自然排気式のふろがまをご使用の方に
浴室内設置のふろがまは排気の逆流に注意
浴室内に設置されている自然排気筒(煙突のついた)のふろがまを使用する時は、台所や脱衣場の換気扇を使用しないでください。
浴室内に排気ガスが逆流して、一酸化炭素(CO)中毒になるおそれがあります。
排気筒が壊れていたり、鳥の巣などでふさがれてしまうと適切な排気が出来なくなります。
ガスのニオイに気付いたら。
ガス臭いと感じたら(警報器が鳴ったら)





- 室内の火を全部消し、タバコを吸ったりしないでください。
- 換気のために換気扇を付けることは厳禁です。
- コンセントや電気のスイッチに絶対に触れないでください。
※コンセントに差し込んだり、電気のスイッチを切る時にも火花が出ます
- 窓や扉を大きく開けて換気をして下さい。
※LPガスは空気より重いため、低い所に溜まったガスにも注意してください。 - すべての器具栓とガス栓を閉めてください。
- 容器バルブは必ず閉めて下さい。
- すぐに下記の内容を「緊急時の連絡先」までご連絡ください。
・お名前
・ご住所、電話番号
・ご近所の目印
・その場の状況(いつから、どの辺りで臭うのか) - 安全確認が済むまでガスは使用しないでください。
災害時の対策は・・・
災害の時は
- まず、身の安全を確保してください。
地震の揺れがおさまるのをお待ちください(揺れの最中の消化は危険です)
※(震度5以上になるとマイコンメータが自動的にガスを遮断します) - 揺れがおさまったら室内の火を全部消し、器具栓と元栓を閉めてください。
- 大きな災害の時は、屋外の容器バルブを閉めてください(閉める方向は時計回り)。
- 災害の後は、当社の点検を受けてから使用してください。
- あわてずに初期消火を行い、消防署に連絡してください。
- 容器バルブを閉め、消防署員などに容器の位置を知らせて下さい。
- 消防員の指示に従い、落ち着いて避難をしてください。
- 災害の後は、当社の点検を受けてから使用してください。
- まず、身の安全を確保してください。
台風や集中豪雨などの大雨によって、冠水や河川が氾濫することが有ります。
命を守るため日頃から備えをし、早めの避難を心がけましょう。 - 器具栓、ガスの元栓、メーターガス栓および容器バルブをすべて閉めて下さい。
- 容器が倒れたり流されたりしないか、しっかりと固定されているか確かめて下さい。
- LPガス容器等に、強風で飛ばされた物が当たらないように対策してください。
- 災害の後は、当社の点検を受けてから使用してください。
- 停電のときは換気扇などが作動しません。
- ガス機器をご使用の際は窓を開けるなどして、十分に換気をしてください。
- 停電中はガス器具がよく見えないため、操作は十分にご注意ください。